「空気の造形」
作ったものが置かれる場所の空気が、そのものを眺めたり使ったりするひとの目と手を通して、形を受けとれるようにと思って制作しています。
「もの」。空気を柔らかくしたり、引き締めたり、なにかをなにかへと媒介したり、流れを緩やかにしたり、逆に急激にしたり。「もの」の可能性ってやっぱりすごいと思います。
「もの」へと至る際に、自分が選んだ吹きガラスという技法は溶けたガラスを相手にします。瞬間瞬間が素材への働きかけで、そのタイミングの難しさたるや…… それがそのまま面白さであり、そこにえもいわれぬ魅力があります。
大学では西洋哲学を専攻しました。その延長で「もの」づくりをしています。まだ至ってないですけど、単なる「もの」を超えたいと思って模索しています。
化粧板を使った木工什器制作の会社勤務で貯めた資金で
チェコ共和国のジェレズニー・ブロト ガラス美術工芸学校に留学(約一年半)
中金硝子(吹きガラスの会社)勤務
その後、
富山ガラス造形研究所造形科を出て今に至っています。
おかげさまで以前やっていた舞台大道具、イベント大工をほぼ卒業しました。
活動としては青空個展さんで出しているようなクラフト・工芸趣向のものと、
また別に、よりアート・芸術、遊び寄りのものとを作っています。手作り市の出品でもアート作品集を持参しています。ガラス造形のより幅広い可能性に関心のある方は是非話しかけてみてくださいね。
文章の執筆、絵画等他にやりたいことが山積です。
名称未設定
いがいがグラス
exhibition at the design festa gallery
コラボ with a photographer
glass tubes
黒ベースの花器
逆光にしっとりたたずむ透明たち