天然灰汁醗酵建て(てんねんあくはっこうだて)と言われる、江戸時代から変わらない技法で藍染をしています。
使っている材料は、
・蒅(すくも)
タデ科の藍の葉を乾燥、発酵させて長期保存できるようにしたもの。
私が使用しているのは、「播磨藍」として兵庫県西脇市にて村井弘昌さんが製藍している物です。
・灰汁
木灰にお湯を足し一晩おいて灰が沈んだら、上澄みだけをすくって使います。
・石灰
・ふすま
小麦の外皮です。
以上の4つです。
このため、天然藍で染めたものには色素以外の不純物も一緒に染まり付きますので、「使って」、「洗って」を繰り返すうちに藍の色が少しづつ落ちますが、不純物も落ちていきます。
そのため、天然藍で染めたものは使えば使うほど「色が冴える」と言われています。
ぜひ、「使って」、「洗って」を繰り返していただき「自分だけの色」に育ててください。
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